またまた本を読みました。
感想などを☆
『オーデュボンの祈り』
伊坂幸太郎さんの作品。
デビュー作になるのかな?
『ラッシュライフ』や『重力ピエロ』より前に出された作品。
未来がわかるカカシがいる、世界から忘れ去られた島でのお話。
そこでカカシが殺される、なぜ未来がわかるカカシはそれを防げなかったのか!?というお話。
個性的な登場人物に惹かれました。
園山さんの、嘘しか言えなくなった設定には特に惹かれました。
色んな人々が登場していたので、一見全然関係なさそうなこの個性をいかんなく発揮し、うまく絡ませた劇的な物語の展開があるんだろう!とわくわくしながら読みました。
『ラッシュライフ』を読んでいる僕としては、そういうのは伊坂さんが得意とするところなんじゃないかと思ってます。
でも、結果はちょっと残念でした。
決してつまらないわけではないのだけど、がつんとおもしろくはないなぁという感想でした。
特にどきっ!とさせられたり、うまい!と思ったところもなく、なんだか必然性を感じない展開や謎解きに、終始ひっかかりを覚えてました。
そこまでくると、なんでそもそもこの主人公は謎解きをしようとしてるのかすらわからなくなる感じでした。
『ねじの回転』
恩田陸さんの作品。
小泉梅子がすすめてたので、借りてきました☆
恩田作品は基本、梅子の評価基準で読みます(笑)
タイムトラベルできるようになった未来の人類が、その技術により混乱してしまった歴史を国連が正しく直す作業を行なっている。
その中の二・二六事件に関わるお話。
未来の人間と、二・二六事件に関わっていた過去の人間の側からの話になっている。
素敵なお話でした☆
最初とっつきにくさを感じたのと、いまいち二・二六事件に詳しくないことから、戸惑った部分はあったのですが、もう中盤から後半にかけては一気読みでした(笑)
ドキッとさせられる瞬間や、過去の人と未来の人との巧妙なやり取り、歴史を知っているからこそ行なってしまう行動など、ハラハラやわくわくがいっぱいでした。
ただし、これも最後の最後が残念。
最後もうまいんですよ!うまいんだけど・・・石原莞爾が尻すぼみになってませんか?
もっと言うなら、栗原や安藤という他の過去の人間もおざなりになってないですか?
最後の状況をつくりたいためにちょっと強引さがみえました。しゅん。
ちなみに安藤と石原が好き☆二人で行動してるとことかかっこいい♪
過去側の人のほうが好きだから納得できなかったのかなぁ・・・。
『アヒルと鴨のコインロッカー』
またまた伊坂作品。
多分古い部類に入る作品だと思います。
伊坂作品はかなりリンクがあるみたいなので、順番をとばすのがこわい(笑)
一人暮らしを始めたばかりの大学生と、その隣の住人のお話。
隣の住人に「本屋を襲わないか?」と誘われるお話。
それに加えて、二年前に起きたとある事件とかも絡んでくるお話。
これ、むっちゃ好き!!
今朝の9時くらいから読みだして、一気に読んじゃった!!
現在と過去の話が交互にくるんだけど、これが巧妙!!
完全にはめられて、感情移入して、ころころころころ作者に転がされました(笑)
いやぁー、これが・・・カ・イ・カ・ン♪
絶対伊坂さんは、こういう違う話を巧妙に組み合わせるのがうまいよ!!
素敵だよ!!
『ラッシュライフ』と甲乙つけがたい・・・いい作品でした。
ドルジが一番好き☆ほっとする♪
『アヒルと鴨のコインロッカー』は映画にもなってる。
みたい!すごくみたい!!
・・・はて、でも映画でこの話をどうやるんだろう?
一番どきっとしたあの謎解きを、映像でどうやるんだろう?
映画でがっかりっていう感じじゃないことに期待します。
感想などを☆
『オーデュボンの祈り』
伊坂幸太郎さんの作品。
デビュー作になるのかな?
『ラッシュライフ』や『重力ピエロ』より前に出された作品。
未来がわかるカカシがいる、世界から忘れ去られた島でのお話。
そこでカカシが殺される、なぜ未来がわかるカカシはそれを防げなかったのか!?というお話。
個性的な登場人物に惹かれました。
園山さんの、嘘しか言えなくなった設定には特に惹かれました。
色んな人々が登場していたので、一見全然関係なさそうなこの個性をいかんなく発揮し、うまく絡ませた劇的な物語の展開があるんだろう!とわくわくしながら読みました。
『ラッシュライフ』を読んでいる僕としては、そういうのは伊坂さんが得意とするところなんじゃないかと思ってます。
でも、結果はちょっと残念でした。
決してつまらないわけではないのだけど、がつんとおもしろくはないなぁという感想でした。
特にどきっ!とさせられたり、うまい!と思ったところもなく、なんだか必然性を感じない展開や謎解きに、終始ひっかかりを覚えてました。
そこまでくると、なんでそもそもこの主人公は謎解きをしようとしてるのかすらわからなくなる感じでした。
『ねじの回転』
恩田陸さんの作品。
小泉梅子がすすめてたので、借りてきました☆
恩田作品は基本、梅子の評価基準で読みます(笑)
タイムトラベルできるようになった未来の人類が、その技術により混乱してしまった歴史を国連が正しく直す作業を行なっている。
その中の二・二六事件に関わるお話。
未来の人間と、二・二六事件に関わっていた過去の人間の側からの話になっている。
素敵なお話でした☆
最初とっつきにくさを感じたのと、いまいち二・二六事件に詳しくないことから、戸惑った部分はあったのですが、もう中盤から後半にかけては一気読みでした(笑)
ドキッとさせられる瞬間や、過去の人と未来の人との巧妙なやり取り、歴史を知っているからこそ行なってしまう行動など、ハラハラやわくわくがいっぱいでした。
ただし、これも最後の最後が残念。
最後もうまいんですよ!うまいんだけど・・・石原莞爾が尻すぼみになってませんか?
もっと言うなら、栗原や安藤という他の過去の人間もおざなりになってないですか?
最後の状況をつくりたいためにちょっと強引さがみえました。しゅん。
ちなみに安藤と石原が好き☆二人で行動してるとことかかっこいい♪
過去側の人のほうが好きだから納得できなかったのかなぁ・・・。
『アヒルと鴨のコインロッカー』
またまた伊坂作品。
多分古い部類に入る作品だと思います。
伊坂作品はかなりリンクがあるみたいなので、順番をとばすのがこわい(笑)
一人暮らしを始めたばかりの大学生と、その隣の住人のお話。
隣の住人に「本屋を襲わないか?」と誘われるお話。
それに加えて、二年前に起きたとある事件とかも絡んでくるお話。
これ、むっちゃ好き!!
今朝の9時くらいから読みだして、一気に読んじゃった!!
現在と過去の話が交互にくるんだけど、これが巧妙!!
完全にはめられて、感情移入して、ころころころころ作者に転がされました(笑)
いやぁー、これが・・・カ・イ・カ・ン♪
絶対伊坂さんは、こういう違う話を巧妙に組み合わせるのがうまいよ!!
素敵だよ!!
『ラッシュライフ』と甲乙つけがたい・・・いい作品でした。
ドルジが一番好き☆ほっとする♪
『アヒルと鴨のコインロッカー』は映画にもなってる。
みたい!すごくみたい!!
・・・はて、でも映画でこの話をどうやるんだろう?
一番どきっとしたあの謎解きを、映像でどうやるんだろう?
映画でがっかりっていう感じじゃないことに期待します。
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なんか読んでると面白そうですねぇ私も読んでみます!また面白そうな本教えてくださいな