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2024/12/30 02:25 |
魔王。。
ドラマじゃないですよ(笑)
小説の話です☆

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『魔王』

もはやおなじみ伊坂幸太郎作品。

不思議な力を持った兄弟と、少しづつ迫りくる・・・政治的?国家的?脅威を描いた作品。

伊坂さんのは他にもレビューしてないけど読んだのが4、5冊あるからレビューしないとなぁ・・・ちなみに『死神の精度』はお勧めです。
映画も、全然別物だけどよかったしね。


さてさて『魔王』、なんだか言葉にしづらい作品でした。
ただ、伊坂さんは兄弟とか親子とか?はたまた恋人とか、そういう人同士の関係性をすごくいい感じに描くんですよね。
おもしろいし、魅力的だし、感情移入できるし・・・
そんな魅力がこの『魔王』のメインの兄弟にも存分にいかされていて、兄弟同士のなんだかお互いを補完しあっている感じとか、弟と恋人とのほんわかした感じとか・・・読んでておもしろかったです。
あと言葉の使い方も毎回おもしろいんですが、今回は、お兄ちゃんの癖がおもしろかった。

お兄ちゃんは深く深く何事も考える人で、そのたびに出てくる、考えろ考えろマクガイバーってのがどうにも心地よい感じでした。
このあとの話がどうなるのか気になる作品でした。

話は変わって・・・

121224.gif
漫画版(笑)

こんなのもあるんすね。

そういや今やってるドラマの魔王も原作伊坂だと思ってた・・・

それならみるのになー・・・

で、これ。本屋で裏表紙のあらすじをよんでみたらびっくりした。

鯨vs蝉・・・・・・ん、んん??
鯨だと?蝉・・・だと?

さらに読んでみる。

登場人物、自警団「グラスホッパー」を率いる犬養。
え?何??自警団「グラスホッパー」???

おいおいおい・・・全然別の作品のキャラがでとるがな(笑)
ちょっと読みたい・・・でもいかんせん、伊坂作品の中でも『グラスホッパー』は嫌いなんだよなぁ。。
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2008/07/20 17:04 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
鴨川デルタ。。
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鴨川デルタ。

この近辺で巴と芦屋は別れたのですね。

むむむ、京都!!

2008/07/09 22:30 | Comments(2) | TrackBack() | 本のこと
ホルモー。。
久々の本レビューです!!
これまでずっと北方版三国志を読んでました!!
全13巻・・・長かった。読みきりましたとも!!
ただ、今回はそのレビューじゃありません。
伊坂作品とか、十二国記とか全然レビューしてないけど、それより先にこちら!

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『鴨川ホルモー』

万城目学さんの作品。『鹿男あをによし』の原作で有名かな?

京都を舞台にしたとある競技のお話。

鬼を絡ませた、大学生の青春ストーリー。

ずいぶん前にニシムタさんにコメントでお勧めしてもらった作品。
その場で図書館に予約して、ものすごい時間かかってようやく手元に・・・きたのは実は何ヶ月か前で(笑)
これ自体は・・・正直僕はあまり楽しめなかったんです。
舞台が京都って事で、地名とかでかなり楽しめた部分はあったけど、ストーリー自体は・・・あぁ、良くも悪くも鹿男の人っぽいって思った。
必ず甘い不器用な恋愛みたいなのが絡んでくるとことか。
すんなり読めるし、面白いんだけど・・・なんか物足りない感じ。
青春ストーリーで甘い気持ちになりたい人にはおすすめかも?

この『鴨川ホルモー』だけならレビュー書く気にならなかったんですが(実際これまで書いてこなかったし)・・・じゃあなんで書く気になったのかと。
それはこれ!

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『ホルモー六景』!!

見たまま!読んだまま!!

『鴨川ホルモー』の続編!

・・・いや、番外編?

読み始めるまでは、『鴨川ホルモー』の続編ってどうするのか謎だったんです。
続けられなさそうな内容だから。

ただ、読んで納得。
六景の名の通り、六つの短編が入ってる本なんです。
『鴨川ホルモー』と同じ舞台の六つのオムニバス。
これが面白かった!!

オムニバスなので、面白いものもそうじゃないのもあるんですが、それをレビュー!(ネタバレ含むかも)

一景、鴨川(小)ホルモー
いきなり知らない人たちの話になり少し混乱(笑)
段々なれはじめると、すすっと読めて一気に読んじゃいました。
二人静の女性同士の関係がいまいち劇的すぎるものの、最後の決闘からの流れがすき☆
定子の「ここに等間隔になって座りたかったなあ」は、中々に切ない!!

二景、ローマ風の休日
万城目さんの得意とする感じ(笑)
甘い青い(笑)
そんな感じ(笑)

三景、もっちゃん
趣向は面白い♪
最初は普通に安部だと思ってたけど・・・みたいな?
でも内容が面白くない(苦笑)
中だるみし始める・・・

四景、同志社大学黄竜陣
これはなかなかにいい!
最初はメインの女の子が『鴨川ホルモー』本編に出てきてたことを気づかせないとこがいい!
芦屋の元彼女だとは・・・
しかも、読者はあぁこれがこうなるのねっていう楽しみ方ができる!
ちょっと読者サービス感溢れるお話。
これは続きがあるんじゃないかなって思ったんだけど・・・ないのかな??
続きが読みたい。
まぁ、芦屋対巴は年代的にありえないですが。
しかも芦屋が圧勝しそうですが・・・なんせ呂布ですから、芦屋は。

五景、丸の内サミット
ここにきてまたも混乱(笑)
いきなり東京に舞台が・・・
でもでも、ホルモーは離れません。当たり前か・・・
ホルモーってものがちょっぴり特殊なものってことをうまく使った話だなって思いました。
嫌いじゃないけど、いまいち!

六景、長持の恋
これが一番よかった・・・
むしろこれがあったからレビュー書いたみたいな(笑)
不思議な木の板を通して、信長の家臣の人と文通をする、淡い恋物語なんですが・・・
明智光秀のばかぁ!!ってなります。
・・・いやいや、お決まりですけどね(笑)
お決まりだけど、相手の送ってきた最後の文章とか、それに対する珠美の気持ちとか・・・むむむむ。
相手も珠美と同じように日々の暮らしの中で文通してる姿とか想像して・・・うーん。
そしてきわめつけは、
光秀に攻められて命からがら書いて汚い文章の中で・・・

最後の「おたま」だけ、これまで読んできたなかでいちばん上手な「おたま」だった。

ってとこ!!
ううううううううわーーーーーー!!
どういう気持ちで書いたんだ!
いとしかったんだよね?そうだよね?
とか、勝手に盛り上がってました(笑)

そ、想像・・・想像が大事なんだよね・・・(恥)

『鴨川ホルモー』は来年春くらいに映画化するらしいですね。
立命にも撮影がきてましたね(笑)
本の中には中央広場が戦場として登場してたけど・・・もうほとんどないぞ(笑)?
個人的には、『ホルモー六景』に無限洞が登場したのに笑った。

2008/07/03 13:05 | Comments(3) | TrackBack() | 本のこと
夏の夜に。。
今、関羽雲長が死にました。
壮絶でした。

麦城にはいってからの劉備や張飛を思うとこは涙がだー…
10騎で何千騎にむかっていく関羽…
一人一人倒れ、関平も倒れる…
そして、あの呂布からの流れを組む愛馬赤兎も倒れ…関羽一人に…そして関羽にも無数の矢が…

「関羽雲長、帰還できず」

うーーわーーーー!!

死ぬなーーーーー!!

悲しすぎる…死に方が悲惨すぎる…その何百頁も前から関羽の状況は悲惨すぎて、一人ですごい頑張って…それで最後はこれか…
だってだって、張飛も劉備も同じ戦場にいないんだよ!?…はー…悲しすぎる
実は北方版三国志で関羽はあまり好きじゃなくて、ずっと張飛の方が好きで、それよりも馬超がかっこよすぎて好きで…てか、蜀がもーもーとにかくラブなんですが…関羽一気に好きになった…最後だけだけどね(笑)

逆に三国無双で陸遜好きだったのに、大嫌いになりました。
あいつ嫌なやろーだ(笑)
てか、基本的に呉が好きじゃない…確かに周瑜は大好きだけどさ(笑)

あー…猛将伝の麦城の戦いがやりたい…ちゃんとやるとね、関羽を張飛や劉備が助けにきて、私達は三人で一人!的なやり取りをしてくれるんですよ!
そして!陸遜も曹仁も呂蒙も徐晃も甘寧もぶっとばしてくれるんです…
あれは淡い期待をこめたステージだったのね…

張飛の「待たせたな!兄者!!」みたいなのを聞きたい…

2008/06/12 01:41 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
本のレビュー?。。
本のレビューが滞っている・・・いや、別に誰に求められているわけでもないのだけど(笑)
ちなみに読んだけどできてないやつ・・・

伊坂系:『陽気なギャングが地球を振り回す』・『チルドレン』・『グラスホッパー』・『死神の精度』
個人的には『死神の精度』が一番好き。
映画、みたいみたいみたい♪

十二国記全部。
最新作、読みたい読みたい読みたい♪

あとうちには、天きり松二冊と三国志二冊がある。
あぁ、最近本が読めてない(涙)

あ、地味にハリーポッターもあるや。
謎な王子様のやつ。

2008/03/22 12:07 | Comments(2) | TrackBack() | 本のこと
泰麒に更夜に祥瓊やら鈴に珠晶に・・・。。
心が十二の国から帰ってこない。
どうも、為房です。

十二国記を『図南の翼』までは読みました。
つまり、『風の海 迷宮の岸』・『東の海神 西の滄海』・『風の万里 黎明の空』も読みました。
それぞれの感想はおいおい・・・

けど、特に『風の万里 黎明の空』は本当によかった!!

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あぁ!

この三人が並んでいるだけでときめく!!

後半200ページくらいはもうとまることがなかった。

それに、ものすごいじっくり楽しんで読んだ・・・

読み終わった後のなんともいえない気持ちよさ・・・
あぁ・・・すごいよ、ほんと・・・
アニメを先にみるんじゃなかった。。
先は大抵知ってたから・・・残念。
それでもものすごい興奮した・・・

あぁ、自分もこんなドキドキを人に伝えたいよぉ。

2008/02/16 15:44 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
十二の国へいざゆかん!。。
ビバ!十二国記デビュー♪♪
いやっほー☆
てなわけで、感想をば!

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『魔性の子』

一応出版された順番に読んでいこうと思い、これから読みました。

これはまだ十二国記シリーズという風にはなってないんですね。

でも、内容は明らかに十二国記に連なるものです。

昔神隠しにあい、それ以後祟りをよぶと言われている男の子と、その子の通う学校の教生の男の人を中心に進む・・・ホラーものの小説?

確かに、描写がホラー物を目指してる感じの印象を受けるんですよね。
十二国記・・・つまりはファンタジーを予想していただけにこれにはびっくり。
でもいかんせん十二国記はアニメで見ていたせいで、なんとなく内容がわかってしまう。
こいつは実はこうなんだよなーとかわかってしまうのは、やっぱり残念なものですね。

しっかし・・・これ続編がだされなかったら謎残しすぎでしょ。
十二国記の一つとしてみなかったら、なんとなく得体が知れないというか、不思議な小説やと思いました。

とにかく、驚きのホラーテイストに衝撃!

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『月の影 影の海』

十二国記の一番最初!

後輩の紫水さんにかりました☆ありがとー!

やっぱ中嶋陽子ははずせない!

十二国記のメイン主人公(?)の陽子が、謎の金髪男(?)に連れられて十二国記の世界にやってきてしまうお話。
・・・われながらなんてざっくりしたあらすじだ(笑)

アニメとの違いにびっくり!!
おいおい!アニメ好き勝手なことしてんなー。
嫌いじゃなかったし、破綻してなかったけど・・・当時、ファンの人はアニメをどう受け止めたんだろう?
杉本の扱いとか(笑)

さて、俺はこの話好きです。
なんかけっこう淡々としているというか、十二国記の導入的な・・・ちょっと説明説明しているところはいなめないけど、陽子の疑心暗鬼感と、そこからの変化が大好き。
そして、なによりも・・・

楽俊!!
大好きだぁ!!
ほたほた!ほたほた!!
あぁ、好きすぎやー。

「・・・・・・おいらには三歩だ」
とか
「おまえ、もうちょっと慎みを持ったほうがいいぞ」
とか
「ふり向くなよ。今ちょっと障りがあるからな」
とか・・・もう他にも色々かっこよすぎるし、いい奴すぎる!!そして可愛い!!
楽俊と陽子の会話は基本的に大好き。

あぁ、楽俊みたいな男になりたい(笑)

あ、そういえば・・・

Image817.jpgImage818.jpg
どかどかーーん!

か、かりてきちゃった。

残り全部(笑)

だ、だって図書館に全部揃ってたんだもの!!

当分読み物には困りそうにない。

2008/02/10 22:56 | Comments(6) | TrackBack() | 本のこと
青春のピクニック、ニックニック。。
また新しい本を読みました♪

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『夜のピクニック』

恩田陸さんの作品。

高校最後の行事、歩行祭。

ただただ80キロを歩き続けるその行事で起こる青春的奇跡みたいなお話。

青春でしたー。
甘ずっぱかです・・・。
でもでも、なんで?
なんで読みきった後こんな爽やかなの??
すっごくシンプルなお話なのに、なんだかそのシンプルさにやられた感じがします。

なんか人も皆好きだったなー。
ただダントツによかったのが、高見くん。
めちゃめちゃおかしなやつだけど、最後かっこよすぎ!!
かっこよすぎてもうガッツポーズしちゃったよ俺は!!
おまえいいやつ!!大好きだ!!

「ここは俺に任せろ、ベイベー。人の恋路を邪魔する奴は、ってね」

かぁぁぁっこいいぃぃーーーー!!!
ベイベーとか!!
なんでそれでかっこいいんだ!!

ほんわかわくわくしたい人におすすめ!
映画にもなってるらしい。

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・・・みちゃった(笑)

かりてきてみちゃった♪

主演が、『鹿男あをによし』にでてる女の子でびっくり。

独特の表情をする子です。

俺はだめ映画を想像してたのですが、全然そんなことなかった!
まぁ、決してすばらしい映画ではなかったけど、いい映画でした。

なるたけ小説の先入観なしでみたつもりだけど、ちょっとわかりづらい部分もあった気が・・・
メイン二人の関係とか、わかるんだけどちょっと弱いというか・・・
ただ、ふふって微笑んでしまうようなシーンが多くて、胸がきゅんきゅんしました。
やっぱあまずっぱいよー。

あと、なんだか素敵な女の子が多いよ☆
貫地谷しほりとか、西原亜希とか好きだったー☆出番少ないけど、加藤ローサとか実行委員の女の子役の子も好きでした。
可愛いしね♪
もちろん映画でも高見はかっこよかった!!
奴を実写化するなんて、なかなかすごい!!

次は『夜のピクニック』番外みたいな映画もみたい!

2008/02/04 22:54 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
本を読んだよ♪。。
またまた本を読みました。
感想などを☆

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『オーデュボンの祈り』

伊坂幸太郎さんの作品。

デビュー作になるのかな?

『ラッシュライフ』や『重力ピエロ』より前に出された作品。

未来がわかるカカシがいる、世界から忘れ去られた島でのお話。
そこでカカシが殺される、なぜ未来がわかるカカシはそれを防げなかったのか!?というお話。

個性的な登場人物に惹かれました。
園山さんの、嘘しか言えなくなった設定には特に惹かれました。
色んな人々が登場していたので、一見全然関係なさそうなこの個性をいかんなく発揮し、うまく絡ませた劇的な物語の展開があるんだろう!とわくわくしながら読みました。
『ラッシュライフ』を読んでいる僕としては、そういうのは伊坂さんが得意とするところなんじゃないかと思ってます。

でも、結果はちょっと残念でした。
決してつまらないわけではないのだけど、がつんとおもしろくはないなぁという感想でした。
特にどきっ!とさせられたり、うまい!と思ったところもなく、なんだか必然性を感じない展開や謎解きに、終始ひっかかりを覚えてました。
そこまでくると、なんでそもそもこの主人公は謎解きをしようとしてるのかすらわからなくなる感じでした。

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『ねじの回転』

恩田陸さんの作品。

小泉梅子がすすめてたので、借りてきました☆

恩田作品は基本、梅子の評価基準で読みます(笑)

タイムトラベルできるようになった未来の人類が、その技術により混乱してしまった歴史を国連が正しく直す作業を行なっている。
その中の二・二六事件に関わるお話。
未来の人間と、二・二六事件に関わっていた過去の人間の側からの話になっている。

素敵なお話でした☆
最初とっつきにくさを感じたのと、いまいち二・二六事件に詳しくないことから、戸惑った部分はあったのですが、もう中盤から後半にかけては一気読みでした(笑)
ドキッとさせられる瞬間や、過去の人と未来の人との巧妙なやり取り、歴史を知っているからこそ行なってしまう行動など、ハラハラやわくわくがいっぱいでした。
ただし、これも最後の最後が残念。
最後もうまいんですよ!うまいんだけど・・・石原莞爾が尻すぼみになってませんか?
もっと言うなら、栗原や安藤という他の過去の人間もおざなりになってないですか?
最後の状況をつくりたいためにちょっと強引さがみえました。しゅん。

ちなみに安藤と石原が好き☆二人で行動してるとことかかっこいい♪
過去側の人のほうが好きだから納得できなかったのかなぁ・・・。

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『アヒルと鴨のコインロッカー』

またまた伊坂作品。

多分古い部類に入る作品だと思います。

伊坂作品はかなりリンクがあるみたいなので、順番をとばすのがこわい(笑)

一人暮らしを始めたばかりの大学生と、その隣の住人のお話。
隣の住人に「本屋を襲わないか?」と誘われるお話。
それに加えて、二年前に起きたとある事件とかも絡んでくるお話。

これ、むっちゃ好き!!
今朝の9時くらいから読みだして、一気に読んじゃった!!
現在と過去の話が交互にくるんだけど、これが巧妙!!
完全にはめられて、感情移入して、ころころころころ作者に転がされました(笑)
いやぁー、これが・・・カ・イ・カ・ン♪
絶対伊坂さんは、こういう違う話を巧妙に組み合わせるのがうまいよ!!
素敵だよ!!
『ラッシュライフ』と甲乙つけがたい・・・いい作品でした。
ドルジが一番好き☆ほっとする♪

『アヒルと鴨のコインロッカー』は映画にもなってる。

DSL-10005.jpg
みたい!すごくみたい!!

・・・はて、でも映画でこの話をどうやるんだろう?

一番どきっとしたあの謎解きを、映像でどうやるんだろう?

映画でがっかりっていう感じじゃないことに期待します。

2008/02/03 13:22 | Comments(2) | TrackBack() | 本のこと
伊坂な日々。。
今日は雪。
ゆーきやこんこん。
そんな中下見へ。会場の下見に。
さむかったー。

帰り道に予約していた本をかりにいきました。

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『オーデュボンの祈り』・『夜のピクニック』

『ねじの回転』・『アヒルと鴨のコインロッカー』

の計四作。

仕事の合間に読みましょう。

ちなみに、最近は『重力ピエロ』と『ラッシュライフ』を読みました。
どちらも伊坂幸太郎さんの作品。

『重力ピエロ』
ある放火事件と家族のお話・・・でいいのかな?
助走距離が長すぎて、途中で少しなえてしまいました。
んー・・・けっこう淡々??
その淡々さが物足りなくもあり、心地よかったり(どっちだよ!)・・・そんな感じでした。

ただ、最後のお父さんの一言に泣きそうになった。
ぐぁって!ぐぁって!!なった。
てなわけで、あの一家の人は皆好き。夏子さんも好き(笑)
そして黒澤大好き!!ミーハーかな??

あ・・・『ラッシュライフ』から感想書くべきだったかな??

てなわけで、『ラッシュライフ』
これはバラバラ殺人のお話。
放火に続きバラバラ殺人(笑)

なんか全然関係なさそうな人たちがそれぞれの場所で話を繰り広げていくのが素敵でした。
『重力ピエロ』よりこっちが好き☆
途中、何度か自分で色々考えさせるようなにくいやつです。

こっちの中でも黒澤さんが好き!!
『ラッシュライフ』と『重力ピエロ』は微妙にリンクしてるんですね。
『重力ピエロ』で黒澤さん出た瞬間にテンションだだ上がり♪
ただ、今日借りた『オーデュボンの祈り』の方がこの2作品よりも先の話で、どうもこれもリンクしてるっぽいんですよね。
なんか読んでてそんなところがちらほら。
くそぉ、損したぜぇ。

『ラッシュライフ』は終わり方が最高におしゃれで素敵でした。

今日は後輩の紫水さんに十二国記も借りました☆
た、たまっていく♪

2008/01/24 22:03 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
読々。。
近頃、台本と小説をひたすら読む毎日です。
目が疲れる(笑)

年が明けてから三冊本を読みました。

① 『屍鬼』
これは今までのブログでも延々紹介してきました。
小野不由美さんの作品。
めっちゃ長いけど、めっちゃおもしろかった!!
最後の方、夜12時から1時くらいまで読もうとしていたのに、気づいたら朝6時くらいでした。。

・・・だって、とまらなかったんだもん♪

読んだことある方・・・やめる予定の1時くらいに、だいたい霜月神楽の場面のあたりにはいったと思ってください。
とまれるわけがない!!

個人的には静信が嫌いでした。あと、元子。
好きだったのは敏夫(笑)
静信が嫌いで敏夫が好きって・・・歪んでるなぁ(苦笑)
あとは、律子や夏野、昭とか好きでした☆

あぁ・・・しかし、150人以上の登場人物には重ね重ねまいった・・・。

② 『ネクロポリス』
恩田陸さんの作品。
死んだ人が「お客さん」と呼ばれる存在として帰ってくる島のお話。
それをヒガンというイベントと称して集まってくる人々。
ハードカバーの表紙がおしゃれすぎて衝動借りしてきました☆

すごい魅力的な設定と人々で、わくわくしながら一気に読みました。
なんか文章が可愛くておしゃれな感じで、はっきり言って『屍鬼』のあとに読む本じゃない(笑)
死んだ人が帰ってくる設定とか、妙な風習とかすんなり受け入れられてすごいなぁって感心。
主人公にけっこう入り込めるからかな??

というわけで、ジュン(主人公)は結構好き♪
あと、サニーとサイド。
飼い猫です(笑)描写が可愛くて可愛くて♪♪

眼鏡の度がはいってなかった瞬間が一番ドキドキしました(読んでない人には意味不明)
ただ・・・結末がものすごく不満でした。途中までドキドキしたのに・・・

③ 『天きり松闇語り第一巻 闇の花道』
浅田次郎さんの作品。
大正時代の盗人一味のお話。現在、4巻くらいまででてるのかな??
映像化もされててびっくりです。
しかも、渡辺謙に中村勘九郎に椎名桔平etc・・・すごいキャスト陣♪

話自体はとても魅力的な登場人物があふれてました!
かっこいいんですよ!!
なんていうんですか?粋な生き方っていうんですか?
そういうのがばばーん!とでてるんです。

個人的にはお姉ちゃんの話が泣けた!

よんだ後に爽快な気持ちになりました。続きが読みたい!!

今後は、恩田陸と小野不由美中心でもっとよんでいこうと思います☆
伊坂幸太郎にも挑戦したい♪

自分の血となれ、肉となれ♪♪

2008/01/16 19:20 | Comments(4) | TrackBack() | 本のこと
新年の夜長。。
年末から読んでいる『屍鬼』が面白くてしかたありません。

あー!それはしちゃだめだ!
とか…
あー!あー!なんでそうしないの!
とか…
ついつい声に出して興奮してしまいます(笑)

あーあー、完全に本の世界にはいっちゃってるや。

小野不由美さんは、いろんな…いや、いろいろすぎるパズルをどこでがっしり合わす気なんだろう?
あぁ!ここで合うんだ!と思ったところで、肩すかす…まだなのか!と悔しがる俺。
でも、不思議と気持ちのいい悔しさなんですよね。

んー…はまったな、俺(笑)

2008/01/04 00:58 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
年末は読者で。。
帰省し、暇な時間を借りてきた『屍鬼』を読んで過ごしております。
もうすごいんですよ、この話。
いや、なにって…

すごいペースで山程でてくる登場人物(笑)
開始数十ページで、軽く40人近くはでてきて、今100ページ過ぎたくらいなんですが、まだまだ増える予感…
しかも、それが親子だったり兄弟だったり…(笑)

ややこしいわぁーー!!
村人全員出す気かぁーー!!!

ですが、段々面白くなってきてます☆
読み方を覚えてきたぞ(笑)

こりゃあ…『屍鬼』を読みながら年越しかな?

2007/12/31 17:29 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと
頭に栄養を。。

昨夜はミルク風呂~♪

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ちょっとゴージャスな感じで!

なんだかあこがれますよね☆

でも、ほんとにお湯にミルクを入れたらどうなんだろう??

・・・とても入れない気がする。いや、入りたくない。

そして、疲れを癒した今日!
行ってきました!太秦映画村!!

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・・・のおむかいの図書館!!!

右京図書館です。

この年になって、図書館は宝物がざっくざくだとときめいております。

いやいや、狭いけどいいよー。

そこでついに借りたんです!

Image757.jpg
どーーん!

小野不由美の『屍鬼』!!

『ロックランド』で共演させていただいた山口さんに薦められた小説!!最近は漫画化もしたらしいですね。しかも、藤崎竜らしいですね(笑)

ずっと読みたかったんです!!

年末年始は『屍鬼』できまりです☆

そういえば、同じく薦められていた村枝賢一の『RED』は集めて読んじゃったんですよね。
すんごいおもしろくて、イエローとアンジーが好きでした♪
特にイエローの昔の話とか、最後のほうのアンジーがいい!切腹とかっ・・・!!
アンジーが好きなので、スカーレットはあまり好きになれませんでした(笑)

ほくほくな気分で帰宅すると、何やらサンタさんから贈り物が・・・

Image756.jpg
アンパンマン図書カードーー☆

サンタさん、ありがとう♪

いっぱい本を読みまする。

でも、買うのは基本的に漫画でございまする(笑)


2007/12/27 14:35 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと

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